【東京】ブーケの代わりに本投げ…絵本の「書店婚」実現 千代田区[09/19]

東京都千代田区にある子ども向けの本を扱う専門店「ブックハウスカフェ」で16日夜、
ブーケの代わりに本を投げたり、店長の前で愛を宣誓したりするユニークな結婚式が開かれ、
新郎新婦が永遠の愛を誓った。

企画したのは、川崎市のゲーム会社員の男性(34)と、絵本情報サイト運営会社の編集者の女性(35)。
絵本作家、ヨシタケシンスケさんの「あるかしら書店」(ポプラ社)を読んだ女性が、
本の中にある「書店婚」を現実化したいと交流があった同店に提案、快諾を得た。

会社の同僚や友人ら約30人が出席した式ではまず、
著者のサイン入りの「あるかしら書店」を2人で投げる「ブックトス」を執り行い、台車に乗って入場。
その後、ケーキの代わりに見開いた本のページにしおりを入れる「しおり入本」、
店頭に並ぶ約1万冊の絵本の中から2人に関するなぞなぞが書かれた本を探す余興なども行われた。

式を終えた新郎は
「最初は何を言い出すんだと思ったが、子供心を取り戻せたような気がして楽しかった」、
新婦は
「いろいろな人がわがままを受け入れてくれた。
 おそらく日本で初めての式になった。本好きの人に広まったらうれしい」と笑顔で話した。

写真:本を投げる「ブックトス」を行う新郎新婦
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170917/20170917-OYT1I50013-L.jpg

以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年09月19日 07時53分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170917-OYT1T50034.html