【安倍首相】25日に解散表明・記者会見へ 10月10日公示・22日投開票の方針

安倍首相は、衆議院選挙の日程を10月10日公示・22日投開票とする方針を固めた。また、臨時国会召集前の25日に、解散を表明する、異例の記者会見を行うという。
安倍首相は、解散の理由を事前に国民に説明することで、大義がないとの批判をかわしたいとの狙いがある。
自民党の石破 茂元幹事長は「良かれ悪しかれ、総理が決めたらやる。有権者が、この解散に対して、どういう判断をされるか」と述べた。
民進党の那谷屋参院国対委員長は「安倍内閣が改造されてから、まだ1回も国会が開かれていない。『何もし内閣』ではないかと。あまりにも国民を愚弄(ぐろう)している」と述べた。
与党内には、「解散の大義は、あとからついてくるものだ」という声がある一方で、仕事人内閣発足から1カ月余りでの解散の決断に、与野党問わず、批判や戸惑いの声が上がっているのは事実。
与党幹部も19日、「総理が決めたのだから、しょうがない」と複雑な胸のうちを明かした。
安倍首相は週明けの25日に、記者会見し、なぜ今解散なのか説明する方針だが、その説明に国民が納得するかが問われることになる。
仕事人内閣の閣僚の1人に聞いたところ、解散の時期がどんどん早くなっているのはわかっていたが、まさか仕事をしないまま解散になるとは思わなかったと、複雑な心境を明らかにした。

09/19 17:36
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00370891.html