【テレビ】『コード・ブルー』、瓦礫から起き上がる山Pに失笑…ものすごいご都合主義の円満な結末

山下智久新垣結衣が主演を務める連続テレビドラマ『コード・ブルー』(フジテレビ系)の第10話・最終回が9月18 日に放送され、平均視聴率は16.4%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と、最終回にて自己最高視聴率を記録。全話の期間平均視聴率も14.6%と高い数字となり、今クールのドラマのトップ視聴率となることは間違いないだろう。この波に乗ってか、映画化も発表されたが、シーズン3は恋愛要素の強さやご都合主義の展開に過去シーズンファンからの強い拒絶反応が出たことも真実。映画はどのような路線でストーリーが作られるのか? フジの姿勢が気になるところ。 

 地下鉄の天井崩落事故の二次崩落が発生する30分前、藤川一男(浅利陽介)は泣きじゃくる一人の少年と出会っていた。緋山美帆子(戸田恵梨香)と名取颯馬(有岡大貴)は意識不明の妊婦の処置に追われ、藍沢耕作(山下)は骨盤骨折患者の処置をしながら天井から落ちてくる水滴に違和感を抱いていた。と、次の瞬間、天井は再び轟音を立てて崩れ、藤川は少年を庇ってコンクリートの下敷きになり、藍沢も瓦礫に飲み込まれる。

 地上で現場の指揮を執っていた白石恵(新垣)は押しつぶされそうな心境で、医師たちの安否確認を進めた。藍沢とナースの雪村双葉(馬場ふみか)は軽傷、緋山と名取も瓦礫で地下に閉じ込められているも無事、しかし藤川とは連絡が取れなかった。夫である藤川の安否を気にしながら地上で患者の処置を進める冴島はるか(比嘉愛未)。緋山と名取も、胎児だけでも救おうと奔走するが、妊婦の夫から「一人で育てる自信がないから子どもは諦める」と言われ、窮地に立たされていた。

 身動きが取れない藤川は最後の力を振り絞って少年に語りかけていた。怖がる少年にペンライトを渡し、「ここを真っすぐ進めば次の駅に着く。1000を2回数えれば着く」と促す。少年は無事に隣駅に辿り着き、横峯あかり(新木優子)、冴島と接触。藤川のペンライトに気づいた冴島が藤川のことを尋ねると「埋まっている」と少年は答える。藤川の元に急行する冴島と横峯。白石も向かおうとするが、藍沢に諫められる。「お前は指揮を執ることで俺たちを守れ」と。

 緋山も必死に妊婦のお腹の中で生きる命を救おうとしていた。強い口調で夫を説得し続ける。


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2017.09.19 20:35 ビジネスジャーナル