【集団的自衛権】「政権は北朝鮮の脅威を誇張し、国民を恐怖に陥れている」? 安全保障関連法2年 反対集会で山口二郎法政大教授

産経ニュース、2017.9.19 19:04更新
http://www.sankei.com/life/news/170919/lif1709190050-n1.html

集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法成立から2年となった19日、国会前で反対集会があった。集会に先立ち、国会内で開かれた集会では、法政大の山口二郎教授が「権力の暴走に歯止めをきかせるには、選挙で意思表示するしかない」と述べ、次期衆院選で与党議席を減らそうと呼び掛けた。

 山口教授は来週にも衆院が解散することを踏まえ、「政権は北朝鮮の脅威を誇張し、国民を恐怖に陥れて選挙をやろうとしている。北朝鮮を政治に利用している。国会の議論もなく解散するなら、国会の役割を否定する暴挙だ」と批判した。

 国会前の集会は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催。多くの市民が歩道を埋め、声を上げた。