【東京五輪】「Please make way!」 英語版DJポリス育成…五輪に向け警視庁

英語で誘導の訓練をする警視庁第6機動隊の城石巡査長(東京都品川区で) 
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 2020年東京五輪パラリンピックに向け、警視庁が、英語で雑踏整理をする「英語版DJポリス」の育成を進めている。

 東京五輪では、競技会場周辺だけでなく、聖火リレーやマラソンの沿道などにも多くの外国人観光客が集まることが予想されている。同庁は、日本語と同様に軽妙な語り口での誘導を目指している。

 「Emergencyvehicle is passing! Please make way!(緊急車両が通過します! 道を空けてください!)」。約74万人(主催者発表)が集まった今年7月29日の隅田川花火大会。東京都台東区墨田区を結ぶ吾妻橋近くで、第6機動隊の城石衛まもる巡査長(26)が英語で呼びかけた。

 城石巡査長は大学時代に米国に語学留学した際、イベント会場の混雑で、どちらに歩けばいいかわからず戸惑った経験がある。「当時は英語のアナウンスがわからなかった。母国語の案内があればどんなに安心だったか」と振り返る。

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2017年09月19日 17時20分
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